旦那さんの思いを受け継ぐ美早子さんの花屋さん
30年以上続くお花屋さんで、震災前は閖上4丁目でお店を出していて地元で愛されるお店でした。浜通りの近くは漁師がたくさん住んでいて、神様を大切に思う彼らにとってお供え用の仏花は欠かせないもの。朝市でもきれいに花開いた菊など、一束300円の仏花が豊富です。
店長の伊藤美早子さんは、いまは亡き旦那さんが始めた大事なお花屋さんを、引き継いで続けています。カラフルな生花は、花弁がしっかりとして新鮮そのもの。好きな物を選んで作る花束の注文もできます。
日曜日は朝市、平日は閖上2丁目の店舗に立つ美早子さんですが「家にいるよりも、お店に出て人と会うほうが楽しいんです」と、お気にリのテッポウユリを見つめながらほほえむ美早子さん。今日はどんなお客さんと会話の花を咲かせるのでしょう。
Comments