※↑台湾自由日報の記事(実際に台湾のご夫婦から預かったもの)
2024年2月19日、ゆりあげ港朝市協同組合代表理事の櫻井が輪島朝市へ直接義援金を届けに訪問いたしました。
実は、今回直接届けることになったのは、今年1月朝市で企画した、インバウンド向けの体験ツアーで「寿司作り体験」に来られた台湾のご夫婦の願いでした。
1月27日(土)ゆりあげ港朝市体験ツアー参加者の台湾の方から台湾自由新報の写真の切り抜きを渡され、それに写っている御夫婦に義援金(20万円)を渡して欲しいとの要望があり、お受けいたしました。但し、能登の被災状況が、把握できていないので、1~2か月時間がかかるとご説明し了解を頂きました。
新聞記事の内容は、輪島の夫婦が消防車に向かって手を振って頭を下げて感謝している写真で、いまだに自宅前で、車に中で寝ているとの内容でした。その後、その新聞の切り抜きを頼りに、新聞社などに問い合わせし、ようやくそのご夫婦の名前だけ分かりました。
当組合は1月5日(木)以降、輪島朝市組合への義援金の募金を開始し3月頃にお届けしたいと思っておりましたが、3月上旬に金沢にて、臨時輪島朝市を開始する事をテレビにて知ることができ、その前に届けたいと急ぎました。
当組合も13年前に再開する時、活動資金に不足している状況を思い出し、出来るだけ早く、現地に行って金額の過は別として早く届たいとの思いで2月19日(月)被災現地の輪島朝市でお会いすることが決まり手渡しいたしました。
輪島朝市で義援金をお渡しした際に、台湾の新聞記事を見た女性組合員より、「知り合いかもしれない」という話を聞き、名刺を渡して連絡していただけるよう依頼し、ご夫婦の住所近くの被災所を調査している時、ご夫婦から連絡があり輪島市役所でお会いでき、台湾からの義援金を直接お渡しする事が出来ました。
まさか一日ですべてを解決できるとは思いませんでした。
<代表理事櫻井の言葉>
3.11を前にして、日本全国・世界各地からの支援を受けたゆりあげ港朝市協同組合として、台湾の方からの支援金の話を聞いて、恥ずかしく思いました。
この能登半島の被災地の応援を真摯に行うことが13年前のお返しをすることだと思いました。13年前に支援を受けた現地に行く、時間をかけずに応援すること我が心に響き、復興の原動力になっていたことを思い出させてくれました。
今回は、送金ではなく直接お会いして手渡しすることで、『心』を届けたという想いを持つことができました。
↑こちらの画像はインバウンドの体験ツアーの様子と、ツアー最終日に代表理事の櫻井が台湾のご夫婦から新聞記事の切り抜きと義援金を預かった時の様子です。
↑最初の画像は台湾の新聞記事に掲載されていた、ご夫婦に預かった義援金をお渡しした際の画像で、2枚目以降は輪島朝市組合の方に義援金をお渡しした際の画像です。
ゆりあげ港朝市では現在も能登半島沖地震の義援金を募っております。メイプル館カウンターに募金箱が設置してありますので、皆様の応援する気持ちを預かります。