新引地商店

一枚ずつ手焼きする閖上特産の“焼きがれい”


新引地商店さんの看板商品は閖上特産の「焼きがれい」。上火の専用焼き器で一枚一枚丁寧に手焼きしているので、作れる数は1日に100枚ほどが限度だそう。だから早い時は開始1時間で完売してしまいます! 焼きを担当しているのは奥さんの昭子さん。震災後にお店を継いだ克さんを支えるべく、1年間焼き方を勉強。手にやけどをしながら作っているんだそうです。この夫婦愛には脱帽です。

元板前のお父さんも店頭に立ち、同じく閖上名物の赤貝を華麗な手さばきでおろしていきます。刺身でももちろん、炉端焼きコーナーで焼いてもとってもおいしく食べられます。

まだ30代の克さんは朝市では若手的な存在で店舗以外の仕事でも大忙し。ちょっと照れ屋なご主人ですが、家族みんなで一丸となってお店を盛り上げています。